現金化業者のホームページに記載されている換金率と現実に入金される金額の違い

現金化業者のホームページには『92%』などと高い換金率が掲載されていますが、実際に手元に入ってくる金額は換金率よりも低い金額になっているのが実態です。
現金化業者によっては最大値のデータを掲載していることもありますが、換金率には含まれていない様々な「手数料」を差し引かれて口座に振り込まれるのが大きな要因です。
なお、換金率とは、現金化業者の取り分を示す割合のことです。

実質換金率の相場

実際に振り込まれる金額の換金率は大体以下になっており、公表されている換金率よりも低くなっています。
・10万円未満:65~75%
・10~20万円未満:75~85%
・20~50万円:85~90%

手数料の存在

実際の換金率が低いのは以下のような手数料が影響しています。
1)消費税
買い取ってもらう商品には消費税の10%がかかるため、換金希望額が50,000円の場合は55,000円になります。
そして、現金化業者の換金率が90%だとすると、支払額は50,000円の90%で45,000円になります。
すると、換金率は45,000円÷55,000円=81.8%に下がります。 

2)決済手数料
クレジットカードの決済手数料として、商品代金の数%(国際ブランドなど)の費用を取られます。

3)振込手数料
換金額は利用者の指定する口座へ振り込まれます。
その際にかかる振込手数料は利用者負担とされています。
金額は一般的に500円前後です。

4)配送料
商品の配送があった場合は、配送料が利用者に請求されます。
配送料は地域によって500?1,000円になっています。

まとめ:事前の確認が必要

現金化を依頼する場合は表面的な換金率ではなく、手数料を含めた実質的な換金率をチェックすることが肝心です。
また、リピーターに対する換金率を表示している現金化業者が少なくないため、初めて利用する場合は注意が必要です。
なお、キャンペーンとして割高の換金率を提供されることがありますが、条件に該当することが前提のため、初めて利用する場合は適用されないと思った方が無難です。

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